「指が太い」や「ごつい手」とギター上達の関係
ギターを弾けるようになりたいけど指が太いのは不利になり、うまく弦を押さえられないから上達できないと思う方が思いのほかたくさんおられます。
結論からいいますと、あまり関係はありません。
手を使う職業に長年従事してきた関係上、一般の方よりは指が太いというのは
事実だと思いますが、それが理由でギターが上達できないということはないでしょう。
また、実際にギターを手に持ってみて弦を押さえてみると、隣の弦まで押さえてしまうといったことも、最初は普通に起こることですし、何よりも押さえ方のコツや強さ、また、手の角度などが普通に練習していく中で身に付いていきますので、指が太いということは関係ないというのは、続けていく上で自ら感じるときが来ます。
昔からやってるからだと言われればそれまでですが、外人のギタリストなんかは、手のごつい人や指が太い人だらけです。
それでも、超速弾きもしているプレイヤーはたくさんいるので、心配はありません。
また、指が太い人専用のギターがあるのかというと、特にそういったものはなく、
あえて言うならナット幅が広いギターというのがありますが、あくまでこれを使う目的というのは一般的なギターを弾いていて、自分のプレイに幅を持たせたいであったりとか、もっとスムーズな運指をさせたいとか試行錯誤の上、ギターを変更してみるというレベルの話になり、楽器屋さんでズラッと並んでいるギターでは数少ないものになります。
指が太いということは、マイナス面に捉えがちですが、コードを押さえられるようになったときには、意外とプラスに働くことが多いと感じます。セーハーと呼ばれるコードが押さえやすかったりします。
まとめすと、ギターはコツをいかに掴むかということが重要であり、それがわかる段階になると、「指の太さなんてあんまり関係ない」というのを感じるようになります。
今、指1本で2本押さえてしまうという状態であってもです。
指が太いという理由でギターを始めようと思っていた気持ちが薄れてきたとなれば
非常にもったいなさすぎます。
是非とも挑戦していただきたいと思います。
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