ギターの挫折はなぜ起こる?50代からギターを始める際に考えておくこと
今からギターを初めようとしている方に向けて『挫折』という言葉は
どうかとは思いますが、結構大事なことですので書いてみたいと思います。
私も若いといえる歳ではありませんが、何か新しい物事を始める際に
気をつけていることは、自分を初心者だと認めるということです。
歳をとると変に人生経験があるというか何というか、そんな風に思ってしまい
ギターの経験がないのにも関わらず、できるような気がしてしまうんですよね、私。
ギターを触るまでは
「いや〜すぐにできるでしょ!」って思っていましたから。
それが実際ギターを手にとっていざ始めてみると・・
考えていたのと違って、壁が出てくる出てくる・・・
・音を合せるチューニング・・
(動かない、あ、コレ電池なの・・)
(動いた・・!でも合わない・・)
・弦を張るのが慣れないと難しい・・
(弦が切れたら目を突くんじゃないかコレ・・)
(早く音を出したいのだが・・)
・立って弾いたほうがいいのか、座った方がいいのか・・
(なんか良いイスが欲しくなってきた!)
・ピックはどう持ったらいいんだ・・
(ポロポロ落とす・・)
挫折というからにはそれなりに壁が現れて、
それを超えられる自信がないから、ということですよね。
上記のような壁は、やっていくうちに出来るようになるのですが
挫折となるとギターを弾き出してからの方が問題ですよね。
- 右手はどうやって振ったらいいんだ・・空振りするんだけど・・
- 指の腹が凹んで痛い!
- とにかくコードが一つも押さえられない!
- 押さえている弦と弾いている弦が違う!
- コードチェンジするのに10秒くらいかかる・・
- リズム感がまったくない・・
- Fコードだけが全く押さえられない・・
こうなると楽しくはありませんよね。
このような小さな壁の数が増えてきて自信を喪失させ、挫折してしまう・・
当初のギターに対する想いやかっこよさをイメージして始めたものの
「思ってたんと違う!!」ってことですよね。
私も最初、そんな感じで思っていた時がありましたが、
それも、古川忠義さんのギター教則DVDでクリアできております。
少しでも上達していると自分で実感できていること、
進んでいると実感できていること、
これを感じながら練習できれば挫折することは無いと思います。
一番大事なのは「自分が楽しいと感じながら練習できること」です。
非常に子供だましのようなフレーズですが
ギターは特にこれが大事な部分だと思います。
練習に根性なんて必要としません。
自分にあったペース
自分に合った練習法
これを見つけることができないと苦痛や楽しさがなくなり、
辞めてしまう方が多い、これが挫折する理由ではないでしょうか。
私はこう思います。